短編 奇妙な話・不思議な話・怪異譚

喜捨【ゆっくり朗読】1900

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父は若い時に船乗りをしてた。

384 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 08:33:18.22 ID:4JyKYAWk0.net

港に何隻も船が接岸してみんな上陸してて、当番だけが残ってるんだけど、ある船の人がちょっとおつむの弱い人だった。

その人に、ボロボロの服を来たお爺さんが食事を食べさせて欲しいとお願いした。

食事はもちろん船員の数だけしかない。
なのでその人は自分の分をそのお爺さんにあげた。

そしたらお爺さんから、お前一代限りだがと言って不思議な力をもらった。

そしてすごい豪邸に住むようになった。

昭和の話。

そのお爺さんは弘法大師様だという噂だった。

385 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 08:49:18.96 ID:HCwPVR7j0.net
>>384
面白い
が、子供の時からこの手の話に洗脳されすぎていて
貧者や弱者に喜捨するとお天道様はみていて幸福が訪れる等
この暑さで公園やスーパーや図書館にいる年齢が上のホームレスをみるにつけざわざわする
喜捨する人も無心でないといけないのでしょうね

公園で座り込んでいるおばあさんに、持っている食べかけのパピコを半分渡すか?とか、時々そんなこと考えてしまって苦しくなります
偽善者乙とも思ってしまう

400 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 12:25:00.25 ID:3wgebsio0.net
>>385
喜捨する方も無心だとしても良いことがあるとは限らない。

うちのじいちゃんの話。

若い頃商売をしていて、そりゃあ大きな家に住んでいた。

ある日、浮浪者のような爺さんが、何でも良いので食べるものありませんかと訪ねて来た。

そのみすぼらしさに気の毒になったじいちゃんは、ご飯を食べさせてあげたんだって。

ところがその爺さん、「こんなこと言うのは申し訳ないが、この家は悪いことが起きます」と言う。

じいちゃんは怒ってその浮浪者を追い出した。

その一週間程後、家は火事になり全焼してしまったとさ。

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