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母子人形の怪(6)【ゆっくり朗読】378

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長岡藩の関係で興味深いものを見つけた。

389 :本当にあった怖い名無し:2009/07/04(土) 01:04:42 ID:VKf4GjgE0

上で一揆の頻発地栃尾って書いたんだが
手まりは栃尾の名産品だそうだ

>かつて紬の産地だった栃尾では、古くから紬の残り糸を利用した手かがりてまり作りが盛んでした。
>てまりは、玩具としての用途とは別に幼子がてまりのように美しく丸々と太るように、という願いを込めて、
>祖父母から孫達へ節句や慶事に際しての贈り物としても使われました。

また、戊辰戦争はやはり焼き討ちがあった模様
良寛ゆかりの史跡、木村家が焼かれている

419 :356:2009/07/04(土) 09:11:05 ID:BE66JLR+0
下越地方の新発田市です。
諏訪神社や新発田藩が出てたので一応報告します。

おたきさん違いかもしれませんが。

424 :本当にあった怖い名無し:2009/07/04(土) 11:31:00 ID:VKf4GjgE0
夜中の日本史オタです

とりあえず、いくつかその後わかったことがあるので書き込みにきました

・新発田藩で義民大竹与茂七を陥れた庄屋は義兵衛茂左衛門か?
・新発田藩における庄屋というのはかなり特殊な立場

>特に新発田藩では組村制度を取り入れ、村の長を名主と呼び、
>村をいくつか束ねた組を大庄屋が支配した。
>名主・大庄屋には地侍や土豪、のちには豪農を登用したが、
>他藩のように土着でも世襲でもなく、官僚のように任地を転々とした。
>能力が高かったり功績のあったものは、より物なりの多い地域に転勤できたこの制度は、
>新発田藩独特のものであった。

・新発田藩の領内にはどうやら滝がいくつかある模様
・古書に「新発田藩史料」というものがある。作家乙川優三郎所有
・与茂七火事についてもう一つ噂話があるようです
>昭和10年9月13日の大火で、被災地域の中で1軒だけ焼け残った
>家があったが、その時なども、
>「与茂七が形場に連れて行かれるときに、わらじをくれてやった家である」という話が
>、人々の間でまことしやかに語られるほどである。

426 :本当にあった怖い名無し:2009/07/04(土) 12:08:34 ID:VKf4GjgE0
>>389で書いた栃尾だけど、今は長岡市に合併されているらしい

ついでに引っかかったので検索かけてみたら
新潟県魚沼市というところにある栃尾又温泉の女将のブログで
ウツギの花のことを火事花っていうって書いてあった
あんまり一般的な呼び方じゃなさそうなので、新潟方面では、
どういうわけかこの花を火事花って呼ぶのかな?
家に飾ると火事になるから飾ってはいけないとか

栃尾と火事絡みだとこんなものも
火伏せの神、秋葉神社の祭神、秋葉三尺坊権現についてです
>新潟県栃尾市の般若院三尺坊の阿闍利(高僧)だったとか

ちなみに、この般若院についですが
のちに上杉謙信が建立した常安寺というお寺に所有財産を寄進されています
そしてこの常安寺では、栃尾てまりまつりというものが開かれているようです

427 :本当にあった怖い名無し:2009/07/04(土) 12:41:31 ID:VKf4GjgE0
それから、関係あるかどうか微妙だけど栃尾の火事についての言い伝え
三月の民間行事らしい
>初午が1日から5にちまでにあればネン馬(フセン馬)6日から10日までにあればハネン馬で
>”火ばやいすけ、火に気をつけろ”といって火事に気をつけた。

・栃尾地区は伝統的に山火事が多かった様子(現代でも山火事が起こりやすい地域のようです)

・>>370に付け足し
宝永3年(1706) 大火
明治27年(1894) チケン様の大火
チケン様というのは、智慶様と書いて、長岡にある平潟神社のことの模様
長岡空襲により、270人の犠牲者が境内で亡くなられたらしい(防空壕があったとのこと)
ちなみに、火にまつわるこんな行事がある
>2月の初午の日には,お年寄りに手を引かれた幼子が棒に付けた五色の細長い紙(長さ約1m50cm,幅10cm)に
>「正一位稲荷大明神」と墨で書いた旗を持ち,お参りに来る姿が見られる(年々少なくなったようであるが…)。
>夕方にはその旗を燃やし,天高く舞い上がると字が上手になると言い伝えられている。

436 :本当にあった怖い名無し[sage]:2009/07/04(土) 14:10:11 ID:VKf4GjgE0
日本史オタです

私のほうは、目の前の箱を使って調べられる範囲で調べたので
これ以上は多分、何か方法を変えるしか出てこないと思います
人形者さんのご参考までに
もし、他に調べたいことがあるなら、私にできる範囲でしたらご協力はできると思います

自分は零感なので、オカルト的なものの見方はよくわかりません
長岡と新発田、隣あわせの二つの藩が、予想以上に火事と因縁深いこと
(洪水にも苦しめられているようですが)
新発田の火事には御霊信仰が絡んでいることなど
調べれば調べるほど怖さと不思議な縁を感じます

人形者さんと一族の皆さまに、平穏が訪れますように

497 :本当にあった怖い名無し:2009/07/05(日) 10:29:29 ID:mk0T79HJ0
まとめサイト作ると言った者です。
wikiは登録したら「24時間以内にパスワードを送ります」だそうで
まだ作業始められないんだけど、
もし情報収集続けてる方がいたら早くした方がいいかと思ったので
とりいそぎ今までのレスを抜粋して簡易サイト風にしました。
http://ningyo.kakukaku-sikajika.com/index01.html(※閉鎖)
変なとこ見つけたらご指摘お願いします。

522 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 13:04:08 ID:tUbC4n7TP
まとめの人ありが㌧! 手鞠とビー玉の画像やっと見れたよ。
鞠の方、地の黄色の糸がかなり荒く巻かれてるんだね。
他の人も書いてた事だけど、職人さんが作った物だったらもっと綺麗にきっちり
糸が巻いてあるから、この鞠はたぶん素人(一般家庭の女性?)が作ったものなんじゃ
ないかと自分もオモタ。

ビー玉の方も拡大して見てみたよ。
天然水晶だとこういう色には成らないように思うし、
(最近の石屋で売ってる緑水晶はほとんどが合成着色されたもの)、
本翡翠の質感や透明度とは明らかに違うと感じた。
↓下記のページにあった記述だけど、
ttp://homepage1.nifty.com/meltglass/hint1.htm
>ビー玉には戦時中、A玉とB玉があって、A玉は機械などのベアリングとして使用され
>B玉はいびつな形状のためベアリングとして使用できなかったのですが、
>綺麗なので、子供のおもちゃとして販売されたと、聞いております。

人形者さんのビー玉がもし戦中~戦前に作られたものなら、形がイビツなのも納得できるし、
一個一個手作りされてた物なのだとしたら、古くから続いているガラス工房をあたって見れば、
ビー玉を作成した人の事もひょっとしてる事なかった?
母から娘に、高価な物とかを周りにわからないように渡す為に、手鞠やお手玉に入れた…って、聞いた事あるけど…
ぶっちゃけ、呪術とかで何か入れたりも聞いた事あるから、暴かない方がいいのかな?

524 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 14:27:48 ID:GXubNZPZO
今、鞠の画像を見ていたら、通りすがりに後ろから携帯覗いた娘(見える子、スレの事は知らない)が、
「この鞠の中から、なんか黒いもやに目がついた良くないモノが睨んでる。
ビー玉はそれを押さえようとしてるけど、鞠が暴走しそう。危ないから早く閉じて」
と悲鳴あげた。
子供の言うことなんで話半分としても、やはり鞠は、むやみに中を見ない方が良いような気がします。

528 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 17:14:48 ID:tUbC4n7TP
鞠とビー玉の色についてちょっと考えてみた。

なんか色糸の退色の具合が妙に気にかかってね、この手毬、
作られた当時はもしかして青かったのかも?とふと思ったんだ。
それとあと、黒(紫)っぽい糸も使ってあるみたいだよね。

土台の黄色が、黄色じゃなくて白色の糸を使ってあったのだとしたら、
『青(青緑)・赤・黄(朱色)・白・黒』で、魔を払うと言われる
五色の糸を使って作ってあるということになるのかな?

それから「青(緑)」は、若々しいもの、子供などを示す意味もある。
(例えば小さな子供(赤ちゃん)などを『みどりご』と言ったりする)

534 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 21:32:48 ID:za7ESuHzO
この毬ってさぁ、菊に見えない?
真ん中の線に向けて花が咲いてる感じで、まるで何かを包んでるみたいに。

新潟っていえば弥彦で菊祭りするよね

539 :パパ ◆a0eedmVh1M:2009/07/06(月) 21:51:11 ID:Ip4IBOwZO
鞠とビー玉について何か語った方がいいかな?
私見になりますけど…

554 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 22:15:46 ID:Ip4IBOwZO
一応、鞠とビー玉については、何の先入観なく見ましたが、何かが定常的についている物では無さそうです。
いわゆる「呪われた」何かではないと思います。
しかしながら、術式は判りませんが「媒体」です。

しかも術式が判らないので、何とも言えませんが件の土地にも
土着信仰あると思いますが、その流れを汲む寺院や神社で、
これらの本体(市松人形?)を安置もしくは供養しているかも知れません。
更にいうなら、前回の火事に関連も元が危ういかもしれません。
(火事などのトラブル)すら、因縁が原因で市松人形を護符として女系で継いできたが、
何故か護りきれず人形者さんのところに因縁がでている
そして、処置を急ぐべきかと思われます。
元々あるはずのないただの「媒体」が出てくることがかなり悪い知らせかも知れません。

560 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 22:45:41 ID:Ip4IBOwZO
>>557
一族で神社仏閣に立ち入らない禁を科して、女系に守護人形を置く形
その土地の人ならわかるかなぁ…とは思います
鞠とビー玉は人形が安定していた時に御供え的に近くに置いた物でしょうか…
まぁ推論ですが…
奥羽辺りは、一杯地域信仰あるから、その辺かも知れません。

561 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 22:54:57 ID:LlAYOfQC0
日本史オタです

平成18年まで栃尾市でしたが、現在は長岡市になっている常安寺では、栃尾てまりまつりというお祭りがあります
栃尾紬のあまり糸を使って、家内で手まりを作っていたようです
栃尾のてまりの見本がこのページにあるので、ご参考までに
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/rekishi/gyouji/temarimaturi.html

ちなみに、栃尾市は旧長岡藩領地内でした
一揆頻発地域でもあったようです

常安寺は上杉謙信ゆかりのお寺ですが、境内には火の守りである秋葉神社があります

562 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 22:56:36 ID:tUbC4n7TP
長岡市はゴゼと関連の強い地域でもあったみたいですね。
山伏信仰、ゴゼ、イタコ、・・・地域信仰というとこの辺り?

563 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 23:03:26 ID:4DxELIGR0
>>560
人形者さんの調べによると、
伯母様が亡くなられた後で神社仏閣におたきさんを納め、それから立ち入り出来なくなったとか。
(おたきさんが家系に受け継がれている間は出入り出来ていたのかな?)

>>92の悪夢避けは一般的ですか?
枕元に水、清酒、はさみ、人形、赤い紙に一族の苗字+実在しない人の名前

564 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 23:15:08 ID:Ip4IBOwZO
>>563
ああ…こんなレスがあったんですね。
納得です。

赤い紙のくだりは、式ですね

567 :本当にあった怖い名無し:2009/07/06(月) 23:46:03 ID:vEo2b+T60
「祟り神」と「庄屋」という言葉から思い出したのですが
江戸時代、年貢の取立てのきつさ等を農民が将軍に直訴すると処刑されたそうです。
その際、藩主庄屋など関係者一同へ「後の代までも」と呪いの言葉を残していったそうです。
その後やはり祟りがあるので、その農民を「義民」として神社に祀った。(有名所では佐倉惣五郎)

なんて話を、思い出しながらスレをみてました。
佐倉惣五郎は千葉の人ですが、新潟にも義民を祀った「正吾神社」があるようですし、
義民祭りというのもあるようです。
日本史オタさんのレスでも、義民の祟りによる火事の件がありました。

569 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 00:32:19 ID:JJpd4qskP
>>560 パパさん、霊視ありがとうございます。
>女系に守護人形を置く形

「(人形者さんの家系の)本家の女性に伝わっていた」という点から調べてみましたが、
信越地方には家刀自の女性を中心として、家庭内の祭祀を独自に執り行う習慣があったそうです。
しかし、こうした民間信仰はしばしば弾圧の対象となった歴史もあるので、
『一族の者が神社仏閣に立ち入らない』というのも、差別や弾圧を恐れての事・・・とという可能性もあるのかも?

人形を媒体(寄り代)として、神(善神か悪神かは分からんけど)を降ろし祀るというのは、
"オシラ遊バセ"が形態としては近いのかな?

570 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 01:08:23 ID:OZ7EkVEkO
>>534
画像の手鞠はまさに上掛け千鳥かがり・菊かがりという技法で刺繍されたものみたいです。
それらでググったら画像とよく似た手鞠がたくさん出てきました。
手鞠の産地は各地にあるけど産地によって刺繍糸が木綿か絹かに分かれるので、
画像の手鞠が木綿か絹かわかればもしかしたら産地が絞れるんじゃないかな。

ついでにこれも投下。携帯の人は見辛くてすまない。
http://imepita.jp/20090707/018321(※リンク切れ)
森戸祐幸/文渓者/ビー玉

575 :523:2009/07/07(火) 02:08:28 ID:xm0HXTMVO
不吉な事だけ書いてしまったので、補足…
手鞠、母が娘にお護りとして渡す事もあるんだよね…中に護りを入れて。
それだったら良いなって…とりあえず、念を送っておきます!人形者さんを、あたたかいものが護ってくれますように

579 :本当にあった怖い名無し:2009/07/07(火) 02:54:34 ID:VnaEhrjoO
鞠本体に関する事(今後の取扱についてと言うか)で書き込みます。

ググったところ某サイトのweb辞書では、
手鞠 手毬 - 綿を丸めて芯とし色糸を固く幾重にも巻いたもの
とありますが実際は昔の物なら、多くはないでしょうが綿でなく人髪が入っている物もあっただろうと思います。
多分いま60代前後くらいから70代以上くらいで手鞠など和の物の手作り経験の豊富な人、
身近な環境だった人なら知っている人も居ると思います。
(自分が過去に触った事のある人髪使用の物は別にオカルト的意味は無く、
鑑賞用インテリア用として家族が知人から貰った手作りの品でした)

確か人形者さんは鞠とビー玉を普通に(オカルト的な対処はこれといって特に施さず)自宅の部屋に置くことにしたと、
以前本人のレスの中にあったと思うんですが
>524 >528 >554 >560などを読んで、鞠の取扱に何か特別な事が必要(もしくは出来れば行なうとよい)なのかどうか、
そうならばその場合の具体的な案など、知識をお持ちの方や視れる方の見解を伺えたら、
人形者さんに役立つ事もあるのではないかと思い書き込みました。

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