短編 洒落にならない怖い話 凶悪殺人事件

【連続殺人鬼】大久保清にまつわる怖い話【ゆっくり朗読】11k

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僕の実家は群馬にあります。

そして父が警察なのですが、父から聞いた話を一つ。

大久保清という連続殺人犯は知っているでしょうか。

昭和の話になってしまうし、僕も生まれてないのですが、父の話によるとおかしな話が一つあったそうです。

父がその話をしてくれたとき松井田というところに勤めていました。

そこの警察署は大久保清が捕まって取調べを受けたところだそうです。

そこに残る話だそうですが、最初大久保は容疑を否認していたらしいです。

しょうがないので、時間をとり、夕方になったそうですが、六時のお寺の鐘がなり始めると突然震え始め、容疑を認めたらしいです。

さて、これだけではまったく怖くは無いのですが、それ以外にも父から話を聞いていると、実家のある街にも大久保が死体を生めた現場があるらしいと聞きました。

消防署の近くと聞き、僕は小学生のころいったよ……と少しげんなりしました。

次の日、友達にその話をしました。

ちょうどつい最近アンビリーバボーでも特集があったらしいので、友達とその話をしていました。

すると一人が突然驚いた顔をして、「それじゃもしかして……」といいました。

「ナニがもしかしてなの?」と聞くと

小学生のころ見学にそこの消防署に言った時写真をとったそうです。

その時、一つ不思議な写真があったそうです。

それは、僕たち子供が消防署の叔父さんに握手をねだって手を沢山差し伸べている写真なのですが、その中に地面から生えてる手があったそうです。

その話をするのはやめました。

恐ろしかった。かわいそうだった。

(了)

 

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