ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「怪談」 一覧

置いてきた者 rw+5,159-0114

恐山は、青森県の外れにある。 灰色の山肌から硫黄の匂いが立ちのぼり、風が吹くたび、地面の下で何かが息をしているような音がする場所だ。 古くから「死者と会える山」と言われ、江戸の頃には伊勢参りと並ぶほど ...

弁当箱を取りに戻った夜 rw+4,616-5,044

2025/11/17   -短編, r+, 怪談
 

背中の皮膚がざらつく。あの話を思い出すたび、そうなる。 聞いたのは、下請けで時々顔を合わせるコウさんからだ。酒の抜けきらない昼の休憩時間、灰色のプレハブの中で、彼は唐突に言った。「おまえ、怖い話好きや ...

間違い電話の正解 rw+5,106

先日、私が一人で残業していた夜のことだ。 時刻は七時半を少し回った頃だったと思う。工場の機械は止まり、事務所には蛍光灯の白い光と、私のキーボードを叩く音だけが残っていた。街外れの山裾にある小さな町工場 ...

続きを預けた夜 rw+4,919

母は、あの夜のことを語るときだけ、決まって声を落とした。 村外れの山道に、朽ちかけた寺があった。昼でも人が寄りつかない場所で、夜になればなおさらだ。そこでは丑の刻参りが行われているという噂が、子供たち ...

来るなと言ったのは誰か rw+4,695

2025/11/14   -短編, r+, 怪談

あの話を聞かされた夜から、峠という言葉を目にするだけで、喉の奥がわずかに乾く。 木村さんは、もともと怖がりではない。むしろ合理的で、山道を自転車で越えることも、閉まったドライブインの駐車場で一晩明かす ...

七人の歩み音 r+1,637-2,051

2025/11/13   -短編, r+, 怪談

学生時代、私が誰にも話せずに胸の奥へ押し込めていた出来事がある。 いや、正確には、それは私自身の体験ではない。ある男から直接耳にした話なのだが、そのときの彼の震える声と、語りながらも時折うつろに宙を見 ...

水の音の家 rw+5,123

2025/10/24   -短編, r+, 怪談

ホームヘルパーという仕事を知っていますか。 お年寄りの家へ通い、ご飯を作り、掃除をし、時にはオムツを替える。人の暮らしにそっと寄り添いながら、淡々と日常を回していく仕事です。 結婚を機に一度は仕事を辞 ...

着信;迫田 rw+5,577-0211

2025/10/22   -短編, r+, 怪談

大学時代のことだ。今でも思い出すたび、背中の芯が冷える。 当時、友人の迫田に彼女ができた。遠距離恋愛で、電話やメールで常に繋がっているらしく、本人は幸せを隠しもしなかった。最初は面白半分で聞いていたが ...

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