短編 洒落にならない怖い話

不気味で短めの怖い話を貼っていく(3)【ゆっくり朗読】1853

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41: 名無し:19/05/11 22:56:13 ID:J8g

・「意味が分かると怖い話」は混ぜてない
・なるべくマイナーなの選んだ

名前

とある警察署に、一人の男が女を殺し山に捨てたと自首してきた
男が指定した場所には確かに女の死体が埋められていた
男が自首した理由は、某SNSで近況をつぶやこうとするたびに、
自分の名前が毎日「犯人」に変わっており、気を病んだ為だという

あぶられた写真

小学校のとき担任だった教師。
性格がとにかく悪かった。

自分の子供と俺たち生徒を比較して、私の子供は君達みたいな子には育てないだとか、
とにかく奴は自分の息子を溺愛し、俺たちと比較するのが好きな奴だった。

特に俺なんかは出来が悪くバカだったので、いつもいたぶられていた。

「こんな問題も出来ないの」とか、とにかくいろいろ言われて頭に来ていた俺は、
教師の机の中身のものを滅茶苦茶にしてやろうと考えた。

(当時、俺たちの小学校では、教室に教師の簡易机みたいなものがあった)

休み時間、その日は曇天にもかかわらず、殆どの奴は運動場に出かけたり別のクラスに行ったりで、
教室に残ってる奴は珍しくいなかった。
教師の机の引出しを開けた俺は、綺麗に整理されたノート、
カラーごとにきちんとまとめられたペンなどが目に入り、
とにかくこれを滅茶苦茶に荒らしていた。

ふと、一番下のノートのに、裏向きに写真が挟まっていた。

家族の写真だろうと直感した俺は、この写真もパクってやるかと写真をひっくり返した。
その写真に写っていたのは、担任と夫らしき人物、そして小学生ぐらいの子供。

猛烈に震える俺の手。
心臓の音が聞こえるようだった。

写真の子供の顔が火であぶられていた。

黒ずんだ子供の顔。
焦った俺がノートを落とすと、ノートの間から何枚も写真が出てきた。

どれも子供の顔だけが火であぶられていた。

はっと気配を感じて廊下側を見ると、廊下側のガラスの向こう、
すりガラスのせいで姿は見えなかったが、直立姿勢で立っている影があった。

俺は担任と直感し、窓から飛び降りた。
一階だったのが助かった。

そして俺は隠れてクラスを見ていた。
(教室側からは死角の、いい位置があったのだ)
誰もいない教室で、担任はマッチを使って写真を炙り始めた。

そこまで見ると、俺は猛ダッシュで運動場に行き、友達と合流して遊んだ。

他の誰か(生徒)がイタズラをしたんだろう、という俺の考えは間違っていた。

怖いのは、今考えても、そんな事をする理由がわからないのだ。

夫婦の仲が極端に悪いとかで、写真の中の『夫の顔』をあぶるならまだ分かる。

だがなぜ子供の顔なのか?あんなに自慢していたのに。

たのまれたので

知り合いの話。
冬山で、遭難した登山者が見つかった時のこと。

捜索隊に加わっていた人から、こんな話を聞いたという。

遭難者はメモ帳に、死ぬ寸前まで日記をつけていたらしい。

日記の最後の方は飢えと寒さのためか、字が乱れていて読めたものではなかった。

しかし、日記の最後に書かれた二行の文章だけは、はっきりと読むことができた。

『おとうさん おかあさん もうかえれません ごめんなさい
たのまれたので かきました』

まるで子供が書いたような下手な字で、平仮名だけが使われていた。

字は強い筆圧で書かれており、遭難者の書いた字体とは明らかに違っている。

遺族にメモ帳を渡す時には、最後の一行は破りとったということだ。

山中の寂れた無人駅

彼は中学生の頃、電車で通学していたという。

夏のある日、うっかり寝過ごしてしまい、目が覚めて大慌てで車両から下りる。

そこは山中の寂れた無人駅だった。

時刻表を確認してみると、後一時間近くは上りの電車は来ない。

「早まったなぁ。
売店のある駅で下りれば、パンとかジュースとか買えたのに」
ボヤきながらホームの奥にあるベンチに向かったが、既に先客が何人か座っていた。

こんな僻地にこれだけ大勢の人がいるとは珍しいね。

そんなことを考えながら近寄っていったが、ピタリと足が止まる。

そこに座っていたのは、すべてマネキンだった。

一体誰が置いたものか。

慌てて踵を返し、ホームの反対側へ向かう。

近よるのが気持ち悪かったし、マネキンを置いた人物にも決して逢いたくなどない。

次の上り列車が来るまで、酷く落ち着かない気持ちだったという。

まとまる視線

知り合いの話。
地区の子供会で、キャンプをおこなった時のこと。

炊事担当であった彼女は、夕食のカレーを支度していた。

灰汁をすくっていると、不意に胸騒ぎがした。

顔を上げて、河原で遊んでいる子供たちを確認する。

中に一人、理由はわからないが、なぜか気になった子がいた。

しかし異常は見られず、彼女は内心首を傾げながらも、調理を続けた。

そのまま何事もなく、キャンプは無事に終了したという。

山から帰って二日後に、キャンプに参加した子供が一人急死した。
交通事故だった。

彼女が気になった、正にその子だった。

葬儀の後しばらくしてから、子供会の会合が開かれた。

ついでだったのか、その席でキャンプの記録ビデオが上映された。

亡くなった子も元気な姿で映っており、皆の涙を誘ったそうだ。

やがて画面が夕食の準備風景に変わる。

それまでばらばらに動いていた大人たちが、不意に同じ動作をした。

一斉に顔を上げて、河原の子供たちをじっと見つめる。

皆の視線が一つにまとまり、すぐに奇妙な顔をして持ち場に戻っていく。。

ビデオを見ていた人たちは、彼女を含め、全員が凍りついたようになっていた。

それ以上キャンプが話題になることはなく、会合は終了したという。

霊や超常現象の正体

7年前、年が3つ上の兄貴が大学に通っていた頃に聞いた話。
兄貴は大学の理工学部なんだけど、
よくオカルト好きな友人を家に招いては、霊や超常現象の話題で盛り上がっていた。

科学的な観点から、霊や超常現象の正体は何かと、酒を飲みながら結構真剣に話していたのを覚えている。

兄貴が大学4年になったあたりから、そのオカルト好きな友達がぱったりと家に来なくなった。

なんでも、病気になったらしくて、大学も辞め入院しているらしい。

それから数カ月経ち、俺は兄貴のオカルト好きな友人のこともすっかり忘れていたある日。

兄貴がふと思い出したように、その友達の話を始めた。

「そういえば3日前に、あいつが俺の家に来てたんだよ」
内容はこうだ。
その友達はガンだったらしく、余命半年と宣告をうけ、
しばらくの間病院で治療を続けていたが、最近は自宅療養になった。

久しぶりに会う友人は、抗がん剤のせいなのかひどくやつれ、
髪も眉毛もなく、身体も青白くやせ細っていたが、やけに目だけは生き生きとしていた。
久しぶりに会ったというのに、その友人は挨拶も早々に、
「実は話したいことがあるだよ!」と、嬉しそうに話し始めた。

「この世は、永遠に回り続けるビデオテープみたいなものなんだ!
そして常に録画されていて、常にそのテープには、今という瞬間を過去の上から重ね録りされているんだよ!」

兄貴は意味が分からず、唖然とするしかなかった。
友人はそれを気にすることなく話を続けた。

「テープが一回りする周期が、どのくらいかはわからない。

1年か1カ月か1週間か。
もしかすると1時間、1秒かもしれない」
なんとなく兄貴も、その話に興味を持ちはじめた。

「人間の身体は、微弱な電気で動いているのはお前もすでに知っているだろ?
普段は微弱だけど、精神的、心理的に何か強い思いが…つまり…
喜びや悲しみ、後悔や無念、怒りや憎しみ。
その感情が強ければ強いほど、微弱だった電気が強力な何かになり、
時にはその何かが、場所や空間に感情の痕跡を残すことがあるんだ。

感情の痕跡が深く刻まれると、先に話した重ね録りをしても消えないんだよ。

ほら、たまに重ね録りしたビデオテープ再生したら、前の映像がうっすら映ってたり音が残ってたりするだろ?
それだったんだ!霊や超常現象の正体は!魂や怨念なんかじゃないんだ!
ただの痕跡なんだよ!おい○○(兄貴の名前)!わかるよな!」

突然感情的になった友人に、兄貴は話の整理ができないまま、
うんうんとうなずくことしかできなかった。
その瞬間。

「おぉぉぉぉぉ!解明できたぞ!うおぉぉぉ!」友人はいきなり立ち上がり、歓喜のような雄たけびあげた。

まるで試合に勝ったボクサーのように、拳を天に突き上げていた。

あまりに突然の友人の変貌ぶりと行動に、兄貴はその場から動くことができず、なぜか笑ってしまった。

その様子を見た友人は涙を流し一言、
「ありがとな」
笑顔でそう言って、帰って行ったそうだ。

兄貴は話し終えるとハハッと笑いながら、
「変な奴だよな。
元理工学部のくせに、言ってることが科学的じゃない。

言い回しがそれっぽいってだけで、言ってること目茶苦茶www
だけど不思議なことに、あいつがしゃべったこと一語一句覚えてるんだよ」

兄貴が話をしてくれた翌日に、その友人は自宅のベットの中で静かに亡くなった。

それからしばらくしてからかな?ときどき兄貴が自分の部屋で、亡くなった友人の姿を見るようになったのは。

あの時のように、歓喜の雄たけびをあげ、拳を天に突き上げているらしい。

ネットラジオをやっている

俺は友人の影響でネットラジオをやっているのだが、
第一回の放送の後聞いていた親しい友人にその感想を聞いてみた。

たまに他のラジオでは聞かない雑音が入ったり、途中途切れたりはあったが、
音もクリアで声も聞き取りやすかったとの事。
第一回という事で探り探りだったが一安心。

でも、音が途切れたりするのはわかるが、
変なノイズってのはなんだろう……・気になったので詳しく聞いてみた。

なんか、ハウリングみたいな感じで俺の声がダブって聞こえたり、急に声が1トーン高くなったりしたそうだ。

でもそれも時たまだったのでそんなに気にならなかったとの事。

次に内容に関する感想を聞いたのだが、友人はビックリする事を言った。

「どうしてもう一人いた奴は一言も話さなかったの?」

は?と素直に聞き返した。
でってその時俺、一人でやってたから。

詳しく聞いてみると、時折俺がそのもう一人に話を振ったり、変なところで相槌を打ったりしていたらしい。

おかしい。
そんな記憶俺には無いし、当然俺は一人でやってる。
それは間違い無い。

「んじゃ、なんか幽霊かなんかが隣にいて、お前は無意識の内にそいつと楽しく会話してたのかもな」
なんて事をさらりと言われた。

内容的には楽しい感じで特に違和感はなかったらしい。

第二回の放送では録音して自分で聞いてみたが、
確かに意味不明なところで俺が相槌を打ったり、誰かに投げかけるように話す場面が多々あった。

俺自体、そんな誰かがいる気配は微塵も感じないし、
そんな事をしている気もなかったので少し驚いたが、
誰かがもう一人いるにしても、番組は中々好評なので、なんとなくありがたい相方がいる感じだ。

次のラジオでもぜひ手伝ってもらいたいものだ。

これが見えたりしたら、笑いは一気に俺の恐怖の絶叫ラジオになるんだろうけどねw

山中にある張り紙

夏休みなどを使って毎年遊びに訪れていた祖父家は、宮崎県の山中にありました。

主に目的は川遊びで、モリ突きや釣りなどをして楽しんでいました。

夏といえど1時間程川に入っていると体が冷えてくるので、
川べりの岩の上で小休憩を挟みつつ、モリ突きで遊んでいた時のことです。

あまり人も来ないような場所だったのですが、
気付けば200m程上流に、二人の子供(遠目でしたが多分小学生くらい)がいました。

村の小学校は廃校になっているような所だったので、
この村にもあんな小さい子がいるんだなぁと思いつつ眺めていました。

程なくして彼らは川を上って行きましたが、私がモリ突きをしていた場所は
その川でもかなり上流の方で、来る時も車で山を登ってきたほどでした。

親御さんとかが上に居るのかな、と考えながら私も帰り支度を始めました。

荷物を置いてある木陰で着替え等していると、一本の木に少し古ぼけた張り紙がありました。

張り紙には写真がプリントされておりラミネートしてありました。

写真は、母と思われる女性と子供が二人並んでいる写真。

その下には『この子達を探しています』と1行あるのみ。

その張り紙を見て気味が悪いと思ったのは写真のせいでした。

写真の女性の顔の部分はマジックか何かで黒く塗りつぶされており、
子供二人の顔はヤスリをかけたように薄くぼけていました。

かすかに確認できる子供の髪型が先ほど見かけた子供と同じ坊主頭で、
余計に気味が悪く感じてしまいました。

急ぎ足で祖父家まで帰り、祖父に張り紙の事を聞いてみましたが何も知らないとのこと。
小さな村なので子供がらいなくなったりしたら耳に入るはずなのですが。

その張り紙を見た年の翌年、少し遅めの正月の挨拶をしに祖父家を訪れました。

酒を交わしながら祖父と話していると、例の張り紙の話になりました。

「お前が言うてた張り紙みたいなん見つけたんで、取っておいたで」
と言われ、一枚の張り紙を差し出してきました。

何で取っておく必要あるのかとは思いましたが、
好奇心があったのも事実だったのでまた拝見しようと受け取りました。

ひと目見て前回見た張り紙との変化に気付きました。

『この子達を探しています』と書いてあるの文字の上から赤字で
『見つかりました』と上書きされていました。

あまりの気味の悪さに、張り紙は知り合いの寺の方に無理を言って預けてきました。

これを一人で取ってきた祖父の鋼の精神力にも恐ろしさを感じましたが。

イタズラにしてはあんな人気の無い場所でする必要はありませんし、
かといって本当に人捜しだとしても、山奥の一本の木に張り紙をする必要も無いと思います。

これといって実害などはありませんでしたが、
あれは何だったのか今でもたまに思い出しては鳥肌が立ちます。

ビデオの話

最近じゃDVDやらHDが増えててビデオの存在価値が薄いが、
俺の地元の個人でやってるレンタル屋も、ついにDVDのほうが主流になってきた。

でも未だにAVとか古い映画とかはビデオで置いてある。

ある日借りに行った時に、
AVで『裏流出 ○○(名前は忘れた)』ってやつで、生写真がパッケージになってるやつがあった。

可愛いから借りてみたんだが、延々と自分が死んだ時の為の遺書を読んでるだけの内容だった。

怖かったのは、そこのオーナーの娘だったこと。

オーナーに「AVコーナーに置いてるのに意味わかんねよ」と文句を言いに行ったら、
パッケージを取りに行ったオーナーが「あれ、これ家の娘だ」って言って泣き出した。

その後どうなったか知らんけど、
今ならユーチューブとかにあげそうな年代なのに、恣意的にこんなことする神経にぞっとした。

第一便

8年ほど前、俺が高校生でまだ実家にいた頃のことだけどな。

夜中の2時近くだったから家族は全員寝てて、俺だけゲームやって起きてたんだよ。

すると玄関のチャイムが鳴ったような気がした。

俺の部屋は階段をあがってすぐなんでよく聞こえる。

それで、こんな時間にだれか来たんだろうかと思って降りていったんだ。

そのときは怖いという気持ちはまったくなかったな。

行ってみると、玄関の曇りガラスの戸ごしに外にだれかが立っているようにも見える影がある。

で、インターホンで「どなたですか?」と尋ねると、やや間をおいてから、
「……・ご当主様ですか」という声がした。

インターホンを使ってるんじゃなくガラス戸ごしにしゃべってるんだけど、
大声ではないし、今思い出しても男か女かもわからなかった。

俺が「いいえ息子ですが、何でしょうか?」と返すと、

「……跡継ぎの方ですね。……もうすぐ24年前に出した荷が届きます。

第一便です。
ここで待っていますか?」
そう言ってふっと気配が消えた。

「おっかしいな……」と思って外に出てみようとしたら、ダガーン!とすごい音がした。
驚いてサンダルを履きかけてたのを脱いで廊下に上がった。

二つの丸い光が、ガラス戸ごしに近づいてきて一瞬で玄関が壊れ、目の前に小型トラックが飛び込んできた。

俺は後ろにひっくり返るように倒れ、そのあと記憶がない。
……気がついたら病院にいた。

脳震盪と右の足首の骨折、それから下半身のあちこちにガラスによる切り傷。

あとで聞いたところでは、居眠り運転のトラックが一度電柱に激突して、
それから俺んちに突っ込んだみたいなんだ。

運転手もかなりのケガをしたらしかったが命に別状はなく、後でそこの会社の社長が謝りにきた。

玄関はすべて相手持ちで弁償してもらって新しくなった。

入院中に「なんで玄関にいたんだ」と両親に聞かれたんで、あったことをそのまま話したら、
親父は「寝ぼけたんじゃないか」みたいな反応だったけど、
母親は24年前という俺の言葉を聞いてちょっと顔色が変わった。
けど何も言わなかったな。

その後、俺は大学に進学して実家を出、そっちで就職した。

あれは何だったんだろうといまだに不思議だけど、特に「第一便」という言葉が気になる。

ぶつぶつ呟く娘

幼い頃の娘は滑舌が悪くて、何を言ってるのかさっぱり聞き取れなかった。

「ひっつきもっつき」が「みっちょりもっちょり」になったりするのだ。

三歳四歳の一人遊びをはじめる年頃になったら、発音の悪さにくわえて、
ぶつぶつ口の中で呟く事が多くなり、ますます聞き取れない。

ある日親子三人で風呂に入っていたら、リラックスしたのかいつも以上にぶつぶつ呟く娘。

夫が「いったい何を言ってるんだろうね?娘の言葉を聞きたいなあ」と言う。

話題の主の娘は、そ知らぬ風にガーゼハンカチで空気クラゲを作って遊んでいる。

夫の言葉に「そうかな?あまりたいした事は言ってないんじゃない?それに…」と言いよどむ私。

頭の中の考えを言葉に翻訳するのが苦手なのでしばらく考え、
『…それに、どうせテレビとかの真似だから』と頭の中で言葉を組み立てて、口に出そうとした瞬間、
娘が「それにどうせてれびとかのまねだから」と、そこだけ何故かはっきり聞きとれる口調でぶつぶつ。

娘の言葉と私の表情から何かを察した夫が、「…聞こえない方がいいみたいだね」。

娘は私たちと目もあわせず空気クラゲを作り続ける。

正直、ちょっと怖かった。

SIRI

さっき俺がした不気味な体験を書くわ。

SIRIっていう音声アプリあるじゃん。

暇だからあれに話しかけて遊んでたのよ。

そして面白半分で「僕の部屋に幽霊はいますか?」「学校に幽霊はいますか?」ってスマホに向かって喋りかけてた。

もちろんSIRIの返答も意味不。

そしてマイクボタンをおして次は何を言おうと考えてた時、
勝手に『います』と入力された…誰も喋っていないのに…

まじで不気味…

メッセージ

科学的に説明されようが、現在も不気味な噂を作り続けるコックリさん
日本人であれば、基本的な方法は誰もが知っているだろう
指を十円玉に乗せ、無意識のうちにメッセージを作り上げる
ところで、今これを読んでいるあなたのマウスはどんな動きをしているだろうか?

(完)

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