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中編 ミステリー

タイ女性ラーティー・トーンディーさん失踪殺害事件【ゆっくり朗読】

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死んだ娘が事件解決!?母が聞いた娘のメッセージ

2010年、タイ。行方不明となっていた娘が、ある人物によって殺害されていたという悲しき事件が起きた。

当時、事件を担当した警察署長は、この事件の発覚・犯人逮捕の裏には、摩訶不思議な現象が起きていたと話す。

それは「母の夢に娘が現れ、居場所や犯人を伝えた」ということ。母が聞いたメッセージとは一体?

2010年、タイの静かな町

ピサヌローク県のポムピラーム市で、21歳の若き女性、ラーティー・トーンディーさんが突然姿を消した。

夕暮れが迫るある日の9月22日、市の警察は衝撃の通報を受ける。ある住民たちが、マンゴーの木の根元で、あるものを発見したというのだ。

現場に駆けつけた警察が目にしたのは、約50人の住民が、広さ1m、深さ1.5mほどの穴を掘り、そこから見つかった女性の白骨だった。

白骨は、仰向けの状態で眠っており、額には鉱物で打たれたような痕が残っていた。この遺体の肉部分は既に腐っており、3ヶ月以上経過しているとの推測が立てられた。

警察は、数ヶ月前から行方不明になっていたラーティーさんではないかと疑った。

ラーティーさんの母、55歳のソムチット・チットパサックさんによれば、娘はセーニー・トーンディーさんと結婚しており、小さな子供もいた。

ソムチットさんは、度々娘夫婦の家を訪れていたが、ある日突然、セーニーさんから「ラーティーが家を出てしまった」との連絡が入った。

ただの夫婦の喧嘩で、すぐに帰ってくると信じていたソムチットさんだったが、日が経つにつれ、娘の帰りを待つこととなった。

そして、あの運命的な9月22日。失われていた娘の消息が、マンゴーの木の下から明らかとなったのだ。そして、驚くべきことに、この発見のキッカケは、ソムチットさんが見た奇妙な夢だったという。

ラーティーさんと思われる遺体が発見された当時、母・ソムチットさんは、見た夢について以下のように語っている。

『月夜の静寂。夢の中で娘の声が聞こえた。冷たく、遠くからだ。

“私は殺された、遺体はマンゴーの木の下に埋められている。”

そう囁いて、彼女は消えていった。目が覚めた時、その言葉の真実性が心をかき乱した。しかし、夢は夢。本当に彼女の遺体がそこにあるのかどうかを確認するしかなかった。

親戚に助けを求め、指定されたマンゴーの木の下を掘ったが、何も見つからなかった。失望とともに、彼女の実家であるピチットへ帰った。

親戚たちにそのことを話すと、彼らは支えてくれた。もう一度、彼女の言葉の真実を確かめることを決意した。

そして、数日後、再び娘が夢に現れた。彼女の声は切実で、更に具体的だった。

“私は前と同じ所にいる、お母さんが前に掘ったところをもっと深く掘り進めて。”

夜が明け、再びその場所へと向かった。前回の掘った場所をさらに深く、掘り進めていくと、ついにそこに白骨が露わになった。

骨の形、大きさ。4ヶ月前に失われてしまった彼女にそっくりだった。心の中では確信しているが、現実の確認はまだ待たれる。正式な鑑定結果を待つことになった。』

母の心の中、ソムチットさんは夜毎に娘の夢を見ていた。

まるで現実のような鮮明さで、亡くなったラーティーさんが母に何かを伝えようとしているかのようだった。

そして、その夢が現実の遺体発見へとつながった時、ソムチットさんの心の中では一つの確信が芽生えた。もしかしたら、ラーティーさんは死を超えて、夢の中で母にメッセージを伝えようとしたのかもしれない。

真実としての死後の世界の存在は、私たちには分からない。
しかし、この話は、愛する人の死後もその心、その想いがどこかで生き続けるのかもしれないと、心のどこかで思わせてくれる。

静かな村の、マンゴーの木の下。そこから始まった不可解な物語が、今、彼女の母の夢によって続きを見せることになった。

発見された白骨。痛ましい真実がDNA検査によって明らかになった。

それは、ラーティーさん本人の遺体だった。

だが、この悲劇の背後には、もう一つの驚きが隠されていた。
誰がラーティーさんをこのような運命に追い込んだのか?
その犯人とは、彼女の最も愛した人、夫のセーニーだった。

彼女とセーニーは2007年に結婚し、1年後には子を授かった。
幸せの絶頂にあったはずの二人だったが、ラーティーさんの美しさが他の男性たちの目を引くことになり、それが原因でセーニーの嫉妬の火種となった。

夫婦の間には頻繁に口論が起き、それが遂に悲劇を生むこととなった。
彼は、嫉妬心からラーティーさんの頭を銃で撃った。そして、彼女の遺体をマンゴーの木の下に埋めた。

その後、彼はあたかも何も知らないふりをして、友人たちにラーティーさんの姿を見かけたかを尋ね、自らの罪を隠蔽しようとした。

しかし、母の夢によって、その真実は明らかとなった。
ラーティーさんのお兄さんは、「彼女が成仏できていないのは、額の骨がなかったからでは?」と話していた。

その一方で、母・ソムチットさんは、犯人が夫であったことまで、夢の中でラーティーさんが彼女に伝えてくれたと信じていた。

こうして、悲しい愛の物語が、母と娘の絆を中心に紡がれていった。

[出典:2020年6月3日放送/世界の何だコレ!?ミステリーSP・ミステリー映像&有名人の奇妙体験]

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