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中編 心霊

うちのじいちゃんの小さい頃の話:妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?(2)【ゆっくり朗読】

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よし、時間できたからじゃあ少し長めの話でもしようかな。

94 :1:2013/07/17(水) 21:51:15.00 ID:ARiZHcLV0

俺がなぜこの仕事を始めたかって話をw
まぁ、前半はほとんどおれのおじいちゃんの話だから、俺が直接かかわるってるって言うのはないんだけど。
後半は俺につけが回ってきた感じの話。

うちのじいちゃんの小さい頃の話なんだけど、戦争で空襲のため、小さい子供とか女とかは田舎に疎開されてたじゃん?
俺の爺さんその時は12歳か13歳くらいで、疎開のために、じいちゃんの父方のばあちゃんの家に疎開した。

じいちゃんはどっちかというと結構ガキ大将気質があって、まぁまぁの都会そだちだったんだけど、すぐに田舎に慣れて色々友達もできたりした。

戦争中ってこともあって、あんまりたくさんご飯が食えるわけじゃなかったし、よく友達とかといっしょにそこら辺にいるウサギとか、タヌキとかを捕まえて焼いて食べたりしていたらしい。

捕まえ方は、いろいろあるんだけど。
おじいちゃんたちは地元の猟師がよく使う動物の足を挟むあのでっかい挟みみたいなヤツを何個かかってに回収して。
それをまた設置直してたらしい。

子供は山の中に入るのは危険だって禁止されていたんだけど。
そもそもその時代、働ける男はほとんど軍隊にいったし、見張る人もいなかったから、畑仕事を手伝っているとき、抜け出せば簡単に森に入れたりもした。

じいちゃんは、よくいえば活発的な奴だったらしく、畑の仕事ほったらかしてヤマにいって遊んでいた。
もちろん帰るとばっちゃんに叱られていたけど、それでも懲りずに、よく山に入って遊んだり、たまに動物を捕まえてBBQしてた。

それは9月あたりの話だったらしいんだけど、ある日、じいさんがヤマに入り、ついでに仕掛けた罠に動物がかかってないか確認しに行ったら足の挟まれたでっかいねこをみつけた。
毛の色は赤が少しかかった感じだったらしい。

じいさんまた肉が食えるっておもってかなり喜んだんだけど。
その時後ろから足音みたいなのがきこえた。

後ろのほうを見るとやってきたのは村に残った数少ない猟師のおっさんだった。
そのおっさん、かなり性格悪いやつで、たまに子供のとった獲物とか、子供がとれるわけがないだろとかいって、勝手に奪っていくいじわるのやつで、ヤマで遊んでいるのをみられると、よくちくられたりもした。

じいさんは「うわ、やなやつがくる。あいつこの猫見かけたら絶対またとっていかれる」と考えた。
あんな奴にあげるくらいならこの獲物逃がしたほうがいい。
そう判断したじいさんはねこに仕掛けていた罠を外してやると、っしっしって猫を驚かして、逃がそうとした。

すると、ねこがじいさんが殺す気がないとわかると、まるで感謝するみたいに、じいさんのほうをうるうるしためで見つめて、そのまま林の中に逃げて行った。

そんで意地悪なおッさんがやってきた。

「おい、何か見なかったか」

「ねこがいたけど、あんた来たから驚いて逃げてったよ」

みたいな感じに話して、おっさんは猫は怪我してそう遠くに逃げられないだろうとふんで、急いで猫を追いかけて行った。

じいさんも、その日はそれで家に帰った。

それから一ヶ月くらいたって、旧暦でいう10月、つまり神無月のころになった。

まぁ神無月はみんなもしってのとおり、神様たちが出雲とかに向かうころなんだけど。
大抵の妖怪とかは、そんなにくらいが高くないから、人間でいう正月みたいなもので、妖怪たちであつまったりしているらしい。
表現がかわいいかもしれないけど、もっとおどろおどろとしたもので、昔の人間なら旧暦の10月はあまり山に入りたがらないとかそういう話もあるみたいよ。
俺も入りたくない。
でもじいさんはそういう迷信を一切信じてない人間で、やっぱり山に入ったりしていた。
でも、その頃になると、少しだけ雪が降ったりしていて。
じいさんはばあさんから危ないからもう山に行くなって言われてたんだけど。
じいさんは最後に一回だとおもって、やっぱり山に入って行った。

そんでじいちゃんが森から帰ってきた次の日。

旧暦の10月だから実際はたぶん11月とかそんくらいだと思うし、かなり寒かったんだろうけど。地面には雪も積もってて、着こんでいてもしばらく外に立っていればそこ冷えする感じだったのは簡単にわかるよね。

そんなに日に急にうちのじいちゃんはまるで狂ったかのように真っ裸で、村のゆくの積もった畑あたりで狂ったかのように高笑いしながらごろごろしはじめた。
もちろん、村の人たちもすごいとめたんだけど、狂ったじいちゃんの力が異常に強くて、3、4人の大人でもとめることができなかった。

村の人たちはじいさんがよく山にいっていたのは知っていたし、暴れまわるじいさんをみてやっぱすこしこわくて、なんかヤマヒジリとかオゴリ様とかそういう系にたたられたんじゃないか、とか迷信の老人たちが言い出して、しかたなくじいさんを囲んでただ見ているだけだった。

しばらくして、医者をよんできたんだけど。
暴れるじいさんをみることなんてもちろんできなくて、じいさんのおばあちゃんが自分の孫がこんなことになるなんてと泣き叫びまくって、結局かわいそうに思った、大人たち総がかりでじいちゃんを抑えて、縄で縛りつけて部屋まで運ぶことにした。

そこで医者さんとかいろいろ調べたけど、やっぱり何もわからないってことになって、医者さんの知り合いならなんとかできるかもって話で、その人を呼ぶことになった。

まぁ、呼ばれたのがそっち関係の人でさ。
とりあえずじいさんの様子を見た後、少し考えたら
生姜をゆでて作った生姜汁を大量に作らせて、その中に塩大量にぶっこんで、じいさんにのませた。

そのころのじいさんは、一応布団の上に縛っておいておいたんだけど。
顔色寒いからか真っ青なのに、汗はだらだらたれていた。

じいさんのことが心配だったばあさんはその対処法聞くとすぐに実行して、生姜汁塩たくさんをごくごく無理やり飲ませた。

するとじいさんは突然目をまん丸にして体を起こすと、わっと、吐き始めた。
でも、出てきたものは消化液とか、たべものの消化されてないものとかそういうものやなくて、まっくろいどろっとした黒い物体だった。
あまり水分とかなくて、ものすごい悪臭がした。

呼ばれた人は、それに火をつけてもやした。
すると、じいさんは弱弱しくなりながらも、正気をとりもどした。

ちなみに生姜水塩たっぷりは割とお勧め。
みんな墓地とかいったあとは飲むといいよ。

生姜水塩たっぷりは吐き出さないといけないのかなぁ。
一応指突っ込まなくても吐ける体質だから出来なくないけど。

じいさんが目を覚ますと、呼ばれた人は淡々と、じいさんに昨日今日で何があったのか聞いた。
じいさんは聞かれると、とりあえず前の雪が少し降ってた日に起きたことを話し始めた。
そろそろ雪が積もって山が完全に入れなくなるから、その前に最後に一回、
なんか獲物取れてないのかじいさんはこっそり山に入ってみにいったんだけど。
どうやらどの罠にっも獲物なんてかかっていなくて、少しやけになったじいさんは、夕暮れくらいまで探していたんだけど、やっぱりなかった。

しかたないと思ったじいさんは、寒かったし、腹も減ったしで、昼飯にかすめ取ってきた芋を焼いてくったら帰ろうと思って、割と樹の茂ったほうにむかった。

普段あまん魔理行かないあたりだったけど、そんなに遠くなかったし、冬だから樹が多いところのほうがまきとか見つけやすかったんだろうね。
すると、うしろから嬉しそうな声がした。

じいさんはびっくりした。そのころになると、少し空も暗くなったし、森の中で急に声掛けられるんだから。
一応じいさんも昔の人だからすこしは迷信的な部分もあって、一瞬悲鳴さえあげそうになった。

でも、すぐに後ろにいるのは誰なのか気がついた。
例のいじわるなおっさんだった。
おっさんは妙に親しげに方とかに手をおいたりして、夜遅いから、探しに来た。早く帰ろう。などといってきた。

じいちゃんはすこし、そのおっさんがなれなれしすぎて気持ち悪いと思い。その手を振りほどいて、帰る時は自分で帰る。
誰があんたと一緒に帰るか、とかいった。

おっさん、それ聞くと妙に焦った感じになって、もう遅いから、ヤマは危ない。早く帰ろうと無理やりじいさんをひっぱって、帰る方向に連れて行こうとした。

じいさんは普段おっさんと仲が悪かったし、毛嫌いしてたから、おっさんから逃げた。

山の中だったし、おっさんも割と年だったらしいから、じいさんはすぐにまくことに成功した。すると、急に体中が寒くなった。さっきまであんまり寒くなかったのに。
はしりまわって体が冷えたのか?と思って、これもそれも全部あのおっさんのせいだといらいらした。

そんで、やっぱ寒いし腹減ったし、疲れたので芋を焼くことにした。
どっか乾燥して、火を起こせる場所がないか少し探すと、林の中に、少し開いたところがあって、開いているせいか、雪が全部溶けていて、真ん中あたりにおれたでっかい樹があった。

樹はかなり古い感じで、中の部分は腐りきっていて、結構乾燥していた。
樹の根ものあたりには穴が少し開いていて、じいさんはこの穴ならちょうど火を起こしやすいと喜んで、そんなかに枯れた枝とか葉っぱとか詰め込んで、火をつけた。

しばらくすると、あなから黙々と煙が出てきて、じいさんがよっしゃ、あったまろう!とおもったとき。
穴から「ち、っち!」みたいな動物の鳴き声がした。よく見ると、穴のほうからネズミのような生き物がっしゅっとでてきた。煙でよく見えなかったが少し大きめのリスがそこにていた。

山の中ではリスなんてそんな珍しいもんでもないし、じいさんは山のいきものなら割と色々食ったことあったし、ちょうど寒くて腹減ってたから。
お、丁度ここに手ごろな肉が!ってきに思った。

だから、すぐにじいさんはその逃げようとしたリスをふんずけて殺すと、火の中にほおりこんだ。

すると、穴の中から「っち、っち」ってかなりたくさんのリスの鳴き声が聞こえてきて。
じいさんは結構たくさんいるな、こりゃ腹いっぱい食えそうだって思って、穴とかに樹の枝とか葉っぱとか大量に突っ込んで半分ふさぐ感じにして、逃げられないようにした。

10分ぐらいたつと、穴からの動物の鳴き声がやんだんだけど、その頃になって煙に乗って焦げた肉の匂いがしてきた。

じいさんは実際、ねずみとかも焼いて食ったことあったし、リスも焼いたことあった。でも、その匂いはどうもそのどれにも属さない、ものすごい悪臭のする感じだった。

おかしいなぁとおもったじいさんは樹の棒をつかって、すこし樹の穴の中をいじくりまわしてみると。なかから10何匹くらいの動物の死体が見つかった。

よく見てみるとイタチだった。
イタチは肉質がかなりわるくて、筋が多く、さらに匂いもきついから、猟師はおろか、少しくらい山に知識のある人間なら食べたりしないものだ。

まぁ、あとイタチはキツネとかと似て、よく化けて出るとか言われてるしね。
あんまりかかわりたくない生き物の一つなんだけど。

最初に逃げだしたやつはどうやらまだ子供のイタチで、まだ小さいから、一瞬リスに見えたようだった。
じいさんも、うわ、ついてねぇなぁ的に思って。
急に首の後ろあたりに寒気を感じて、気味悪く感じたのか、そのまま芋もすてて、家まで急いで帰った。

その話を聞くいた呼ばれた人。うちではこういう場合こういう人のことを「助搬」っていうんだけど。
助搬も「あ、これ無理やわ」的な感じになった。
それでも、ばあちゃんとじいさんがものすごい泣きながらお願いすると、まぁ、詳しいこともまだわからないけど、もし殺したのがただのイタチならさすがに人間をのろいころすほどのちからはない。
でも、こうなってくるってことは多分その樹の穴の中にはイタチのほかにもっと別な何かがいて、その何かが化けて出てるんだといった。

何度も言うけど、妖怪のいいところはしつこくないところなんだけど。
話に聞く限り、もし、その妖怪がもう殺された場合、怨霊として出るから。
専門外だし、生きていることわりから外れてるから。
まともに話し合ったり、天皇の権威うんぬんでなんとかすることもできない。

というか、もしイタチの妖怪の一種なら、イタチはかなり報復心がつよいから。
当の本人が死ぬだけじゃなく、周りにも危害が及ぶ。
助搬さんも自分に飛び火するのをおそれて、どうしても手伝おうとしなかった。

それでもいろいろお願いしていると、助搬さん自分一人ではやっぱり無理だから仲間を呼ぶので、一日待ってくれと言ってきた。

そして、その一日じいさんにとってわりと地獄だったんだけど。
黒い妙な物体を一日中ずっと吐いてるんだよ。

その間に、助搬さんは友人のこういう場合「响搬」っていうんだけど。
响搬のひとを呼んできた。
そして、次の日の夜に、2人体制で解決を試みた。

儀式の決行は夜中にやることになった。

なぜ儀式をやる時は夜中にやるか思いだしたんだけど、妖怪たちに対する最大限の尊重らしい。
妖怪も人間も平等で、妖怪退治っていうのも実はあんまり正しくなくて、ほんらいは妖怪と話し合って、示談させる民事裁判所てきな仕事なんだよね

俺がようかいを見下すと痛い目に合ったという話もあるんだけど、まァそれは、いいとして、夜になると、响搬と助搬は体中におしっこをたがいにかけます。
ここが少し妖怪退治のあれな部分だけど、神主さんとかは体を清めたりするんだけど。
こっちは逆に汚くしないといけない。理由は分からないw

部屋の明かりを全部消して、東側に蝋燭をたてる。そして、响搬さんは一定間隔をあけながら打楽器みたいなやつ(名前忘れたあんまり使わない)をたたきます。
助搬さんはその間、じいさんにひたすら軽くビンタし続ける。

楽器の音が部屋の中でやまびこみたいに反射していくんだけど、そのうちふっと蝋燭の灯が消えて、その反射する音がまるで、別のところから演奏しているように聞こえてきたら成功。

あとはレッツ交渉になる。

レッツ交渉タイムに入ると、じいさんは急に白目向いてがくがくと震え始めたらしい。
そして、楽器の演奏をやめ、消えたろうそくを部屋の真ん中に移し、蝋燭をもう一度つけた。ここでじいさんの薬指に針で軽くさして、ちょっと血を出したりとか、いろいろ細かいことがあるんだけどそこは省くね。

そんで、詩みたいなのを読むんだけど。
大体の意味は
来てくださりありがとうございます!
とりあえず、まずはゆっくり座って休みましょう。
最初はちょっと果物でもいかがですか?

ってそこらあたりで、どんと、じいさんはガタガタしながら強く手で床をたたいた。
これで半人前の俺でもわかるんだけど、この詩みたいなのは世間話みたいなもので、会社同志が交渉するときにやる、最近どうですか?みたいなものなんだけど。
これも聞いてくれないとなると、かなりヤバい感じになってる。
サジ投げて逃げたほうが絶対いいんだけど。
その場にいた2人はなんとか続けようとした。

いったはずだけど、こういうのってわりかし力技が大きいんだよね。

最初にでた提案が、とりあえずじいさんをやるから。
あと他の人間は許しておくれというもの。

ここでいうやるっていうのも実はアレなんだけど。

つまりは妖怪退治する人とか許してもらって、ここを去るまで我慢してもらって、こんな露骨に呪い殺すんじゃなくて、もっと、事故に見せかけた感じに殺せってこと。
まぁバレないように勝手にしていいよ。ってことなんだけど。

それをいうと今度は部屋の真ん中にあった蝋燭が消えた。
この蝋燭が付いている間は交渉をする気がまだあるっていうアレなんだけど。
消えたらまじでやばい。何が起きるかもうわからなくなる。

すると、じいさんがすごい嫌な声を上げながら暴れだした。

しかも、部屋の中にいやな気配がでてきた。具体的に言うと、狭い部屋の中に响搬と助搬とじいさんしかいなかったはずなのに、何十人もギュウギュウ詰めになっているかんじ?

しかたないから、いったん力技で無理やり離脱することに响搬と助搬は決めた。
助搬はあらかじめ用意したじいさんの名前が書かれていた藁人形に、じいさんの指ぶっさした針を刺して、じいさんに犬の血をぶっかけながら、部屋のそとにひきずりだした。
响搬はその間、激しく楽器をたたいて、送り言葉って感じの詩を読んだ。

まぁ、そんなこんなで、响搬と助搬はじいさん守りながらなんとか朝になるまでねばった。

そんで朝になると、またじいさんに生姜水飲ませて、今度は塩水で濡らしたしめ縄でじいさんを囲い。一夜疲れたじいさんはそん中ですやすやと眠った。

本当はこういう風に結構簡単に守れたりするんだけど。根本的な解決手段にならないし、縄は常に濡らしていかないとアウトになる。

なぜ最初からこれをやらないかというと、因果応報というか、もとはと言えば、最初に悪いのはうちのじいさんのわけで、少しはイタチ(の妖怪?)にいじめさせて、夜のときに「ほら、もう困難になるまでいじめたし、ゆるしておくれよ」的なことをおねがいしたかったんだけど、相手方の態度がものすごく悪くてそんな暇ももらえなかった。

じいさんが寝ているあいだ、响搬と助搬とじいさんのばあちゃんと村長とかと作戦会議をした。

とりあえず相手方はイタチの妖怪で、イタチ入道に間違いはなかった。
何々入道ってよくあるけど、この入道ってのは一種の敬称みたいなもの。
何々さんみたいな。

入道の意味は道行の入ったって意味で。道行ってのはまぁ修業した年数とか、修業した気合いとかそんな感じだと思ってもらうといいと思う。

仕事断るときとかたまに私の道行じゃあ、こんなこと無理ですって言ったりする。

そんでそのイタチ入道なんだけど、まぁ別にすごいイタチとかってわけじゃなくて、多分別物なんだけど、イタチとすごい仲良くて、じいちゃんが燃やした日は、神無月でみんなで集まってわいわいやってたら、じいちゃんに放火されて全滅。
……って感じだったかもしれない。

そりゃあ、イタチ側からしたら、自分たちなんも悪いことしてないのに、急に殺されたんだから、そりゃあマジギレするわな。

話し合いなんてできっこないし、たぶんじいさんを呪い殺しても、気は収まりそうになかった。
もしかしたら、村が全滅するかもしれないとかなんとか。

そこでみんなどうするべきか困ったんだけどそこで助搬が、じいさんから聞いた話だと、その日いじわるのおっさんにあったらしいから。
そのおっさん何か知らないか聞いてみようってことになった。

でも、そのおっさんを呼んできて、話を聞いても、前の日は山になんか登っていないというんだよ。

そこで助搬さんはピーンとなった。
どうやらこの件にはもっと別の何かがかかわっているみたいだから。
もしかしたら、そっちのほうから解決の糸口が見つかるかもしれないって。

そんでみんなでじいさんたたき起こして。
最近他に動物とかとかかわったことないか?
とか、不思議なことにあったことないかとか色々聞いたけど、特に思い当たる点がなくて。最後にやっとねこを助けた時の話を思い出した。

ここで猫について少し紹介だけど。
まぁ、みんな化物語とか猫娘とかすきかもしれないけど、多分一番有名なねこの不思議系はねこは9つの命があるとかだともう。
そんで猫系の妖怪の厄介なところはそこらへんにもあって、他の妖怪と違って一端つかれるとかなりしつこいんだよね。
まぁ、あんまり人間には積極的にかかわろうと思ってないけどね。

そんで响搬と助搬さんは色々考えた結果、そのねこに長命牌をたてることにした。

つまりはネコを神様として祭るわけだね。

そんで、もし、本当にその猫がかかわっているとしたら、猫的にはあれ?俺神様として祭られてる?なんでなんで?みたいな感じになって、見に来るはずだから。
その時に、その猫と交渉できないか試してみることにした。
まぁ、風水的な部分俺良くわからないから、はぶくけど。
とりあえずネコに牌をたてて、石とか、木とか並べて、ばあちゃんの家を簡易の神社みたいなの作る感じ。

それがやり終わったあたりになると、また日が沈んできて、いざ決戦、みたいな感じになった。

夜になって、また再び前日にやった作業をやるんだけど。
今度はじいさんをちゃんと縄で囲って守っていた。

そんで東側の蝋燭が消えると、その縄がものすごい勢いで乾き始めたから。
塩水どんどんつけたしていった。

周りは真っ暗になっるんだけど、部屋に息遣いというかそういうのが10何にもなって、空気がものすごく重くぴりぴりしたらしい。

そんな状況がつづいて。このままだと自分たちもやばいなと思ったころ、じいさんがむくりと体を起こした。その目は真っ暗の部屋だったのに。妙に光って見えたらしい。

ここで少しわかると思うんだけど。
こういう風に守ったりできるのは、相手側に悪意がある場合になるんだよね。
実は大抵の妖怪って無邪気に人に害をなしたりするから、無自覚でこういうのが効かなかったりすることも多い。

そこで响搬と助搬たちはキタコレってなって。
蝋燭を部屋の真ん中に移して、もう一回火をつけた。

火はものすごく揺れて、すぐにも消えそうだったけど、消えなかった。

光の都合かどうかわからないけど、部屋にはたくさんの人の影がうつったらしい。

そこで响搬さんは詩を歌うのをやめた。

さらに助搬さんは、じいさんの周りにあった縄とかも全部撤収して、初々しく2人で部屋から出た。

そんで、ばあちゃんにもし、明日の朝になってじいさんが生きていたらまずは一安心。でも、たぶんもうこの村から出たちはあまりしないほうがいい。
森にも二度と近づくな。
ネコの長命牌を家に祭って、毎晩その前に少し食べ物と、いっぱいのお水をおくこと。
その水を次の日じいさんに飲ませること。

などなど、たくさんの約束事を言い渡して。夜の間に急いで村を出た。

俺的には、この二人かなり賢いなぁとおもった。

もし、これでやっぱりじいさんが死んだら、多分あとは何もできないだろうし、次はもしかした自分たちがターゲットにされるかもしれないから。
まだ注意がじいさん周りに間にあるときに逃げたのは正しいし、妖怪はなのある主以外あまり関東に近づきたがらないから。
そこら辺まで行けば安全かもね。まぁ、戦争で空襲うんぬんで危険だけど。

そして、一夜じいさんの部屋にあった蝋燭はついたままで、朝になると同時にふっと消えたらしい。

まぁ、俺の爺さんの話はこんな感じだ。

その次が孫である俺の話になるんだけどね。

その後の話なんだけど、じいさんがちょうど中学入るあたりに戦争は終結。
じいさんの親は空襲とかでなくなって、結局じいさんはばあさんの家に残ることになった。
あのよる、一体その部屋で何があったのかわ誰も知らない。
妖怪たちが運動会してたのかもねwww

まぁ、ばあさんは割と金持だったらしくて、家は広かったんだけど。
そこで育った。
例のイタチの件もあってなかなか結婚相手見つからなかったんだけど。
割と年になってから村の女の人と結婚して、子供を産んだ。
そして、子供を産んだ次の年、がけ崩れでしんだ。
そんでその子供が育って、俺の父親になってわけ。

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