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【都市伝説短編集】夢と違うじゃないか・噛み切れない肉・山から小僧が降りてきたら……他

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夢と違うじゃないか

八千代さんはここ最近、同じ悪夢にうなされていた。

夢の内容はこんな感じだった。

ある日、残業で最終バスに乗り遅れ、仕方なく徒歩で帰宅することに。

雨も降っていて、辺りはとても暗い。

そして、ようやく自宅の前に辿り着く。

ふと、人の気配がするので振り返るとナイフを持った男が立っていた。

八千代さんはナイフで刺され、殺されてしまう……

こんな夢を二週間程見続けた。

ある日、八千代さんは残業で最終バスを逃すことになる。

気付くと雨も降っている……

「あの夢と同じだ……」

嫌な予感がした八千代さんは、母に電話をして車で迎えに来てもらうことにした。

母親には同じ夢に悩まされていることを話していたので、事情を理解した母親はすぐに迎えに来てくれた。

無事、家の前まで辿り着き、ほっとした彼女だったが、人の気配を感じた。

すぐさま振り返ると、そこにはあの夢に出て来た男がナイフを持って立っていた。

そして、すごい形相で男は言った。

「夢と違うじゃないか!!」

噛み切れない肉

ある日、歯医者に行って麻酔を打ってもらった。

麻酔が切れるまで何も食べてはいけないと言われたが、友達から飲みに誘われた。

誘われたのは焼肉屋。

自分一人だけ食べないのはなんだか惨めだったので、一枚だけ肉を食べてみた。

注意して食べたからか、何ともなかった。

そして、うまい!

もう大丈夫だろうと思い、他の肉もそのまま食べ続けた。

その中でどうしても噛み切れない肉があった。

「あれ、おかしいな、焼けてないのかな?」

と思った五分、後激痛が走った……

自分の口から血がしたたり落ちる。

ずっとかみ切れずにいたのは、麻酔とお酒により痛みを感じなくなっていた自分の舌だった……

ビデオ

ある男子大学生が家に帰ると、カーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わる、ということが頻繁に続いた。

最近は誰かにつけられてる様な気もしていた。

事件にならないと警察は動いてくれないし、さすがに気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。

すると友人から、ビデオカメラを設置することを提案され、それを証拠に警察に被害を訴えることにした。

さっそく次の日、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。

大学から帰ってきた男は焦った。

部屋に違和感がある……!

「これはマジでストーカー映ってるかも……」

と、恐る恐るビデオの録画を止め、再生した。

しばらくは何も映らなかったが……

しかし、夕方の時刻になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってくる様子が映った!

「!?」

ビビったのとちょっとテンションの上がった学生は、すぐに友人に電話をかけた。

「ヤッベー!超ストーカー映ってるよ!!」

と、若干興奮気味に伝え、それからは録画を観ながら内容を実況した。

「ゴミ箱、漁ってるよぉ!」

「今度は服の匂い嗅いでるよ、キモい!」

「これで警察も動いてくれるなぁ」

と少しホッとしてると、画面の中の女は押し入れに入った。

「うわ……、押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこないぜ……」

などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。

男は言葉を詰まらせた。

部屋に入って来たのは自分だったのだ。

そしてビデオの中の自分はビデオカメラに近付き録画を止める。

そこでビデオは終わっていた……

ドリル

とある男性が、壁にシミがあるマンションに引っ越した。

不動産屋に文句をつけたら、家賃が少し安くなったので、むしろ「ありがたいシミ」程度に考えていた。

シミよりも気になったのが、隣人の音である。

シミのある壁側の部屋から、生活音がまる聞こえだった。

生活音といっても、あきらかに行為の声や音も聞こえてくる。

休日も朝から晩までAVなみの声で隣の住民が性交をしていた。

最初こそ興奮していたものの、毎日続くとさすがにうんざりしてくる……

そんなある日、男性が帰ってくると、隣の男が女に向かって、

「今日は深夜にすんごい事してやるからな」という声が聞こえた。

どうしても気になってしまい、わくわくしながら深夜を待った。

やがて、ボソボソと喋る声が聞こえてきた。

このままでは、全然聞こえない。

そこで、壁に耳を当てると、鮮明に隣の部屋の声が聞こえてきた。

女「お願い……早く……」

ゴクリと生唾を飲み込み、いつもと違う雰囲気に、ドキドキしながら会話を聞いた。

「よし、いいか、イクぞ!」

『ブィーーーーーーン!!』

その瞬間!

目の前の壁に穴があき、勢いよくドリルが突き刺さって出てきた!

「ちっ、外れたな……」

という声と共に舌打ちする音が聞こえた……

巨頭オ

数年前、ふとある村の事を思い出した。

一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。

心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなって、連休に一人で車を走らせた。

記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。

村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見つけたとき「あれっ?」と思った。

「この先◯◯km」となっていたのが、「巨頭オ」になっていた。

変な予感と、行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。

車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。

車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、頭がやたら大きい人間が出てきた。

え? え? と思っていると、周りにもいっぱいいる!

しかもキモい動きで追いかけてくる……

両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。

車から降りないでよかった。恐ろしい勢いで車をバックさせ、とんでもない勢いで国道まで飛ばした。

帰って地図を見ても、数年前に言った村と、その日行った場所は間違っていなかった。

だが、もう一度行こうとは思わない……

山から小僧が降りてきたら……

知り合いの話。

山裾で土木工事に従事していた時のこと。

現場に入る前、監督員におかしなことを言われたのだという。

「山から小僧が降りてきたら、その日はもう帰れ」

小僧とは何かと聞くと、見れば分かるとだけ答えられた。

そんなことより、帰る時にはどんなに慌てていても、機械の管理を忘れないようにと、念を押して注意された。

何なんだろうとは思ったが、深く考えずに了承したのだという。

彼はその現場が終わるまでに、結局二回小僧を目にしたそうだ。

その時になって、初めて監督員の言葉が理解でき、慌てて撤収したのだと。

「小僧って何だったんだ?」という私の問いには答えず、彼はこう繰り返すのみ。

「洒落にならねえ。真っ赤でグズグズなんだよ。ブラブラだし」

とにかく精神衛生上、まったく良くないものだったらしい。

以来、彼は現場に入る時は、前任の人によく話を聞くようになったという。

(了)

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