俺は一度死んだことがある
351 :本当にあった怖い名無し:2006/02/17(金) 15:43:06 ID:0UI7+CN90
これだけだと、ただの電波なので、詳細を説明する。
小一の頃、夏休みが終わり二学期がはじった。
運動会やら遠足もあったし、毎日普通に生活してた。
ところが、十二月のある日のこと。
その日天気がとても悪く、雷もすごかった。
俺の住んでいたのは当時香川だったんだけど、雨がほんと少ない。
信じられないことに、なんと雷が俺の家に落ちた。
その時、一緒に家にいた当時十七歳の姉と俺は、火事で死んでしまった(……と思われる)。
そして、それから俺と姉は真っ暗な空間にいて、俺は何がなんだかわからなかった。
しかし姉が、「死んでしもたけん、やり直しするやろ?」と意味不明なことを言う。
俺はとりあえず、「うん」と返事をした。
すると、そこは自分のベッドの上。
しかも何故か、そのときは夏休みであるという認識までできている。
それからまた俺は、二学期の生活を過ごした。
はじめは、ボケーっとしていて誰にもこの話をできないし、してはいけないと思っていたからそのままの生活をつづけた。
それから俺が中一になったころ、そのことを思い出し、勇気をだして姉にその話をした。
すると姉は「もうその話はえーやろ」と半笑い。
つられて俺も「そやな」と笑って普通に返した。
これはどー考えても夢ではない。
誰かが地震で死んだとか書いていたが、そのレスとほぼ一緒。
さっきそのレス読んで、何故だか涙がでた。
同じ経験をした人がいるという恐い反面、うれしい思いと神秘さで……
関連レス:地震で死んだ話
ご神体(木でできた龍)の首が盗難目的で切断されているのが発見された。
小学一年生から二年生に進級し、一学期を半分ほどすごした。
するとある日、突然大地震が起こり、学校がつぶれ、僕はその下敷きになり死んだ。
透明な姉が現れると「大丈夫、またやり直せるから」と僕に言う。
気づくと僕は布団の中にいた、まだ二年生がはじまる前の春休みだった。
その頃の僕は「死んだらこういう風に少し時間が戻るんだなぁ」と思っていた。
体感時間二ヶ月ほどの長い長い夢だった。
(了)