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短編 家系にまつわる怖い話

サノアさん

更新日:

母方の実家は、女には悪いモンがつく筋といわれている。

2009/04/13(月) 00:32:24 ID:qbe4To350

七歳と十三歳の時に、実家近くにある神社の池のところにある小さな祠に、水と黒い石をお供えをして、その悪いモンから守ってもらう、という習慣がある。

そこの神様は呼び方が「サノアさん」(サというよりシャかな?)

もしくは「サンノアさん」「サーノアさん」(シャンノアさん・シャーノアさん?)という感じで、私も二度サノアさんにお参りにいった。

二十歳の時まで悪いモンにつかれなかった時は、今度は白い石を持っていき、それをお礼としてお供えして、黒い石は池に放り投げて、サノアさんに清めてもらう。

母もお参りをしたが、母のすぐ下の妹は十三歳の時に何かの事情があって、お参りをしなかった。(母は詳細を言うのを嫌がった)

その人は精神を病んで、現在は精神病院へ入院している。

そしてさらに一番したの妹も、体が弱く入院していて、お参りを一度しなかった。

その人は十九歳の時、ある駅のトイレで自殺をした。

母と三番目の妹は、二度ちゃんとお参りをしたから大丈夫だった、と母は言う。

本当かどうかわからないけど、ちょっと怖いので、もし自分に女の子が生まれたら、念のためお参りに連れて行こうと思う。

ちなみにちょっとズレるけど、母は末の妹が自殺する前の日、偶然かもしれないけど、家の中で大量の蛇をみかけた。

その蛇たちはタンスの裏側にするすると入っていき、いそいでタンスの裏を覗いたが何もいなくなっていた。

自殺と関係あるかどうかはわからないけど、もしかしたら蛇が関連する神様なのかも、と思ったりします。

(了)

 

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