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孤独死お婆さん 《死の真相》

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一人暮らしのおばあさんが、マンションの一室で孤独死した。

677 :あなたのうしろに名無しさんが :04/07/12 22:26 ID:0xqDtm3l

古いけどニュースネタになったので、知ってる人は知ってるかも。

死因は、ノイローゼが昂じて、弱った心臓が耐え切れなくなったことによる心臓発作である。

彼女を知る人は、常になにかにひどく怯えた様子だったという。

後に真相が明らかになった。

証言したのは、ごくたまに泊まりに来ていた息子夫婦であった。

信心深いおばあさんは、亡くなった夫の仏壇を部屋に置き、毎朝欠かさず供物、水を捧げていた。

たまたま小用にたったその日の早朝、息子はおばあさんの不審な行動を目にした。

おばあさんは仏壇の供物を代えようとしていたのだが、扉を開けるのをためらい、何度も逡巡しているようだった。

そして意を決して中を覗き込み、

「ああ、やっぱり……」

と言って悄然とし、その気の落とし方は尋常ではなかった。

息子は気になって眠れず、ついにその晩問いただした。

おばあさんは目を泳がせ知らないと白をきっていたが、息子の真剣さにほだされついに語りだした。

話によると、ここ最近仏壇を開けると、位牌がそっぽ向いているという。

最初は気付かなかったが、位牌が日に日に斜めになっていくので、恐ろしくて眠れないというのだ。

しかも、朝になるたびにきちんと前を向けた位牌が、翌朝になるとまた斜めになっている。

「おじいさんに、罰をあてられるようなことしたんかな。でも、どなに拝んで供物を代えてもおさまらん。今に完全に裏むいたら、あたしゃ死ぬんじゃろう」

そう言って泣くおばあさんに、息子はそんな馬鹿なと思ったが、翌朝確かめると、やはり位牌が斜めになっていた。

「おかあさん、こりゃ本当の祟りかもしれんけん。祓ってもらわにゃいかんぞね」

息子はそう言ってお祓いさせようとしたが、

「おじいさんがお迎えにくるんじゃしょうがないけん。祓ったらかわいそうじゃ」

と言ってきかない。

とうとう諦めて帰ったら、結局とり殺されてしまった。

「きっと位牌が完全に裏向いてもうたんやな」

と言って息子は悔やんでいたという。

それを聞いたおじいさんの古い友達が、そりゃおかしい、信じられんと言い出した。

ものすごく仲の良い夫婦で、妻をとり殺すなんてことするはずがない、と言ってきかない。

どうしても一度確かめさせてくれと言って、おばあさんの死んだ部屋に一人で泊り込んでしまった。

と言ったものの、さすがに気味悪く寝付かれなかったが、うとうとと眠り込んでしまい気がつくと朝。

はっと仏壇を開けると、位牌は見事に裏返しになっていた。

背筋がぞっとしたが、無二の親友だった俺すら殺そうとするのか、どうせ老い先短い命、こうなったら何がなんでも正体つきとめる。

と決心し、ようし今夜は一睡もするものかと気をはって起きていた。

真夜中三時ごろ、カタカタと仏壇の中から音がする。

ぎょっとして、しかし勇気を振り絞って扉を開けてみた。

カタカタ……
カタカタ……

位牌がじりじりと動いているではないか!

恐ろしささに心臓が止まりそうになったが、気を落ち着けてじっと動く位牌を見ていた男は、妙なことに気付いた。

……仏壇全体が微振動しているようなのだ。

「こりゃいったい?」

仏壇は台の上に載せて、ぴったりと壁にくっつけて置かれている。

もしや。

男は仏壇を壁から離した。

その途端、位牌はぴたりと動かなくなった。

「この壁の向こうになんかあるぞ」

台と仏壇を除け壁に耳を当てると、ゴォーという音がして壁が震えている。

水を汲み上げいる音だった。

このマンションでは深夜、屋上まで水を汲み上げていた。

配管がちょうど仏壇の後ろの壁だったために、振動によって位牌が動いていたのだ。

不幸なことに、位牌の作りが粗く安定していなかった為、片側に回転していたのだった。

とにかく幽霊の仕業ではないとわかったものの、やりきれない思いであった。

件の仏壇は息子夫妻の家にある。

今のところ位牌が回転することはないそうだ。

 

*管理人註
おばあさんの死は《ノーシーボ効果》によるものと思われます。

《ノーシーボ効果》についてはこちらを参照下さい。

 

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[出典:Amazon]

 

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