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幻聴と現聴の錯綜

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店員の目を傘で突き刺したり、子供を線路に突き落としたりする事件がありました。

452 本当にあった怖い名無し 2013/03/15(金) 16:04:38.88 ID:9q+00JEG0

犯人は統合失調症だったということで、いずれの事件も罪に問われなかったそうです。

怖いですよね。

こういった精神のおかしな人には、関わりあいたくないって思うのが、正直なところです。

でも、想像してみてください。

こういったちょっとおかしな人も、発病前は、普通の人で、普通に生活していたのです。

統合失調症の原因は諸説あり、ドーパミン過剰による幻影が有力だそうですが、それも決め手にかけ、結局のところ、不明です。

私の親しい友人がある事件を起こしました。

非常に残虐な事件だったのですが、統合失調症とのことで罪には問われませんでした。

周りの人々は、友人がそんなことをするはずがない。病気だったからだと、嘆きました。

実は、ここだけの話、私は友人が事件を起こすのを知ってました。

友人は、数ヶ月前から、ある声に悩まされていました。

最初は、囁き声のようなものだったそうです。

それが、日に日に大きくはっきりと聞こえるようになり、次第には夢の中にまで聞こえてきたそうです。

「殺せ。殺せ。殺せ」と。

もちろん、その話を聞いて、私は病院に行くように勧め、友人は、投薬治療を始めました。

しかし、その声は止まず、大きくはっきりとなる一方だったそうです。

そのうち、友人は、誰かを殺したら声から解放されるのではないかと言い始め、とうとう今回の事件に至ったのです。

と、ここまでは統合失調症の典型的な陽性症状ですが、ここからが本題です。

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友人は強制入院となり、御両親が家財道具を処分するように業者に依頼しました。

田舎に住んでいる御両親に代わり、私が立ち会いをすることになりました。

鍵を借りる時に、大家さんがこんな事を言いました。

「この部屋は、幽霊か何かがでるみたいで、変な声が聞こえるといってみんな引っ越しちゃうんだよ。お祓いしないといけないかも」

業者は、手際いよく荷物を運び出し、片付けはすぐに終わりました。

そして最後の確認の時に、盗聴機とスピーカーのようなものを渡されました。

コンセントのところに埋め込まれていたそうです。

この業者は盗聴機発見サービスをしており、それで偶然見付けたのでした。

大家さんのいう変な声は、この装置が原因であれば、ずっと前から仕掛けられていたことになります。

一体、誰が何の目的で仕掛けたのか。

それを考えると恐ろしく思います。

そして、もっと怖いのが、統合失調症で事件を起こした人のうち、何人かはこのような何者かの悪意により引き起こされた場合があるのではないかということです。

(了)

 

怪談実話無惨百物語はなさない [ 黒木あるじ ]

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